ご覧戴きましてありがとうございます。昭和初期の染め型紙、松のデザインです。まるで木陰にいるような涼しい印象もある、配色にしましたので、夏は爽やかに感じていただけると思います。壁に飾れば、ダイナミックな松をお楽しみいただけます。型染めというと、布に染めるイメージですが、油絵用のキャンバスは麻なので、もしかしたら染めるかも！と思い、染めてみたところ、良く染まりました。この染め型紙は意外に大きく、彫り師は大変だったと思います。染める方も、実は大変です。なぜかというと、染める長さがあると、一度ずれたら、ズレも大きくなってしまうのです。修正しながら着物一反13mくらいの長さに、防染糊をへらで付けていくわけです。染め師の技量も問われます。染色方法は、まず、生地の上に(この場合はキャンバス)型紙を置き、防染糊をへらでつけ、乾いたら、小さな刷毛で、色をすりこんでいきます。隣同士の色を重ねていくようにすると、重なった部分にもう一色できる、ボカシをします。全て色を入れ終わったら、乾燥させて、水で防染糊を落とします。これを手差し型染めといいます。耐光堅牢度の高い顔料で染めていますので、退色なく、お楽しみ頂けます。着物でしか見られない、貴重な型も、インテリアとしてもう一度生きる。そんな染め絵画をぜひ、お楽しみください。新築祝いや、ちょっとした誕生日プレゼントに、お使いください。簡単なラッピングをしての対応でご配送致します。(もちろん、ご自宅用でも、私からの気持ちを込めてお包みいたします)こちらの商品は他のショップでも扱いがありますので、タイミングで完売となる可能性があります。ご了承ください。