沖縄シーサーを益子で再現した、第２回目の窯出しです。 昨年秋から始めたシーサー作りから１年、失敗も多く試行錯誤の作業から、なんとかここまできました。 使っている粘土が益子陶土の赤土と並土をブレンドした土と言う以外は、沖縄の手法と同じ手びねりで作りました。 灰釉掛けして１２４０度で焼き上げ、薪の煙で燻して、こげ茶色に仕上げています。 シーサーは、スフィンクスや中国の石獅子、日本本土の狛犬と同じ、源流は古代オリエントのライオンがシルクロードより伝わった、沖縄の家の屋根や門に見られる魔除け、守り神で、「獅子（しし）」を沖縄方言で発音したものです。本土狛犬の様式を受け、阿吽像一対で置かれ、口の開いたシーサーが雄で右側に置き、福を招き入れ、口を閉じたシーサーが雌で左側に置き、災難を家に入れないといわれ、毛並みの渦巻きには魔除けの役割があるそうです。 雄 長さ４０ｃｍ×幅２５ｃｍ×高さ２２ｃｍ 雌 長さ３８ｃｍ×幅２７ｃｍ×高さ２２ｃｍ 一対のお値段です。